・特別講義「ユングの転生」で取り上げた本・
(登場順)灰色小文字は参考までに触れたもの

小木曽由佳「ユングとジェイムズ 個と普遍をめぐる探求」(2014年,創元社)
ジェレミー・スタンルーム「図説世界を変えた50の心理学」(2013年)の伊藤綺訳(原書房「シリーズ知の図書館3」2014年)
ジェームズ「心理学要論」(1892年)の今田寛訳「心理学」(岩波文庫,上が1992年,下が1993年)
藤波尚美「ウィリアム・ジェームズと心理学~現代心理学の源流」(勁草書房,2009年)
伊藤邦武編訳によるジェームズ著作集「純粋経験の哲学」(岩波文庫,2004年)
西田幾多郎「善の研究」(1911年)の中央公論社「西田幾多郎(日本の名著47)」(上山春平編,1984年)
ジェームズ「プラグマティズム」(1907年)の舛田啓三郎訳(1952年のものの岩波文庫版1957年)
ジェームズ「多元的宇宙」(1909年)の吉田夏彦訳(日本教文社「W・ジェイムズ著作集6」2015年)
(論文)檜垣立哉(大阪大学)「ベルクソンとアメリカ哲学~ジェイムズとパースとの関連において~」
猪口純「ジェイムズ『多元的宇宙』のプラグマティズム~経験の彼方を問う経験論~」(晃洋書房・2021年)
ジェームズ「信ずる意志」(1897年)の福鎌達夫訳(日本教文社「W・ジェイムズ著作集2」,2015年)
ジェームズ「宗教経験の諸相」(1901年)の舛田啓三郎訳(岩波文庫,上が1969年,下が1970年)
ユング「変容と象徴~精神分裂病の前駆症状」第四版(1952年)の野村美紀子訳(1985年,筑摩書房)
ユング「赤の書」(ユング財団ソヌ・シャムダサーニ編,2009年)の河合俊雄監訳テキスト版(創元社,2014年)と,原著のイメージを伝える図版版(創元社,2018年)
ユング「タイプ論」(1921年)の林道義訳(みすず書房,1987年))
ユング「黄金の華の秘密」(R・ヴィルヘルムと共著,1929年)の湯浅泰雄・定方昭夫訳(人文書院,1980年,新装版,2018年)
林道義編訳によるユングの「元型論(増補改訂版)」(紀伊國屋書店・1999年)
ユング「心理学と錬金術」(1944年)の池田紘一・鎌田道生共訳(人文書院「心理学と錬金術Ⅰ,Ⅱ」1976年)
林道義編訳によるユングの「個性化とマンダラ」(みすず書房,1991年)
ユング「結合の神秘~錬金術に見られる心の諸対立の分離と結合」(1955/56年)の池田紘一訳(人文書院「ユング・コレクション5,6」,「結合の神秘Ⅰ」(1995年),「同Ⅱ」(2000年))
河合隼雄編「箱庭療法入門」(誠信書房,1969年)
ユング「ヨブへの答え」(1952年)の林道義訳(みすず書房,1988年)
ケン・ウィルバー「インテグラル心理学~心の複雑さと可能性を読み解く意識発達モデル」(2000年)の門林奨訳(日本能率協会マネジメントセンター・2021年))









・・・・・選択科目各講義の主な内容・・・・・・


日本私史三講

Ⅰ:統治変遷のプロセス
1:国家形成の始まり~いわゆる弥生人の渡来
2:大和朝廷のルーツ~邪馬臺国と神武皇統
3:朝鮮三国からの影響による政権の変遷
4:蘇我氏・藤原氏による天皇制統治の確立
5:天皇から権威づけられた将軍戴く武家政権へ

Ⅱ:時代循環のパターン
1:日本史にはリズムがある
2:そのリズムはよくにたパターンで繰り返す
3:各時代の各期を対応させてみる
4:現代に対応する古代・中世・近世末期の人物
基本資料:日本史リズム詳細年表

Ⅲ:国土構造のデザイン
新・上州遷都論
道州制への提言








東京景語三講

はじめに
1:「景語」というとらえ方
2:「園林都市東京」というとらえ方
3:「園林都市」から見た「景語」:三つの視点

Ⅰ:もの編
1自然系
(6類24型)
2寺社系
(12類35型) 
3インフラ系
(9類33型)
4地区系
(3類13型) 
5公園系
(12類48型) 
6緑網系
(9類45型) 
7施設系
(9類49型)
8住居系
(9類38型)
9レトロ系
(3類12型)

Ⅱ:場所編
1山手ゾーン
(12エリア70ブロック)
2下町ゾーン
(9エリア46ブロック)
 
3城北ゾーン
(12エリア58ブロック)
4城南ゾーン
(12エリア62ブロック)
 
5北多摩ゾーン
(6エリア28ブロック)
 
6多摩川ゾーン
(3エリア12ブロック)
 
7湾岸ゾーン
(6エリア28ブロック) 
8葛飾ゾーン
(9エリア42ブロック)
 
9足立ゾーン
(3エリア18ブロック) 

Ⅲ:おまけ編
1:「景語」蒐集ついでに撮影したオマケ写真集
2:もの編と場所編のマトリクス分析




年齢適活三講

Ⅰ:活動分野を選ぶ
1:活動分野(職能)のとらえ方
2:職能ジャンルMAPとLIST
3:活動からみてとくに注目される歴史人物
4:職能からみた新日本人:スポーツとデザイン

Ⅱ:人生パターンを知る
1:年齢段階のとらえ方
2:ライフステージモデル
3:さまざまな人生パーン

Ⅲ:歴史人物から学ぶ
1:同一スタイルで作成した年譜集
2:年譜集のデータベース化と単純集計
3:マトリクス解析による様々な発見







必須科目:

科学・芸術にならぶデザイン三講


・・・第Ⅰ講:なぜデザインか(その心)

・・・・・・第1論:「未来」の先取り~カオス化を防ぐために
・・・・・・第2論:「意」の復権~未来を創り出すために
・・・・・・第3論:「共」の創出~連帯して取組むために

・・・第Ⅱ講:デザインとは何か(その概念)

・・・・・・第1論:デザイン・デザイナの語を見直す(類例)
・・・・・・第2論:デザイン行為の本質(公理)
・・・・・・第3論:自然と人工の対照(展開)

・・・第Ⅲ講:デザイナになる(その方法)

・・・・・・第1論:拠所となる哲学・プラグマティズム
・・・・・・第2論:基本になる方法・形式知と暗黙知
・・・・・・第3論:皆がデザイナになるための教育(学習)



特別講義:
デザインからみた
ユングの転生



・・・第Ⅰ講:転生の契機になったジェームズとの出会い

・・・・・・第1論:そもそも,アメリカに心理学を拓いて知られるようになった
・・・・・・第2論:そして,プラグマティズムを哲学として広めて,世界的になった
・・・・・・第3論:さらに,独自の宗教観もあって,ユングを掻き立てることになった


・・・第Ⅱ講:精神的危機への格闘と学問的集中で蘇生

・・・・・・第1論:フロイトと訣別して,精神的危機に陥り,格闘と集中へ
・・・・・・第2論:精神的格闘の証し「赤の書」を読み解く
・・・・・・第3論:学問的集中の証し「タイプ論」を味わう


・・・第Ⅲ講:錬金術との出会いで確立した思想と現在

・・・・・・第1論:東洋の錬金術(曼荼羅)との出会い
・・・・・・第2論:確立後の成果,「元型」と「マンダラ」
・・・・・・第3論:ウィルバー「インテグラル心理学」からみたユングの現在






選択科目:

九品塾の選択科目には,

天の時(時間),地の利(空間),人の和(人間) それぞれに対応して,

それぞれに三講がありますので,ページを開いてみてください。


詳細年表を軸にした(見直しに必読)
時間=歴史を考える 日本史話三講

(学校などで習う日本(正)史とは異なる見方で,頼山陽の「日本外史」の語を使いたいところです)


日本人のルーツ(過去)に遡る・・・・・・ Ⅰ:統治変遷のプロセス
天皇家や源平藤橘のルーツを知りたい方は必読

自分の生き方(現在)を考える・・・・・・ Ⅱ:時代循環のパターン
歴史は繰り返すと考えている方は必読

日本の新時代(未来)を目指す・・・・・・ Ⅲ:国土構造のデザイン
道州制や遷都を考えている方は必読




撮影写真集から見た(東京人必見)
空間=都市を考える東京景語三講

(景物としたいところですが,白秋の有名な詩のタイトルにもなっているため,景語としました)


都区内の景語を類型化した・・・・・・・ Ⅰ:もの編(そのすべて)
ハード面からまちづくりに関わる方は必読

都区内を地域区分してみた・・・・・・・ Ⅱ:場所編(そのちがい)
周りの景色から住まい探しに関わる方は必読

景語と地域のマトリクスほかの・・・・・ Ⅲ:おまけ編
マチ歩きを豊かにしてくれるのはネコという方は必読




一枚年譜集を踏まえた(人生設計支援)
人間=社会を考える 年齢適活三講

(人物というのは,2000年までに死去した日本史上の人たちです)


どんな人物が何をしたか・・・・・・・・ Ⅰ:活動分野を選ぶ
ご自分の適性を発見したい方は必読

その活動と年齢との関係から・・・・・・ Ⅱ:人生パターンを知る
ご自分の人生設計をしてみたい方は必読

さまざまな歴史人物を知るため・・・・・ Ⅲ:歴史人物から学ぶ
歴史的人物の生き方を自分史と重ね合わせてみたい方は必読




附属施設:
人物探索のための
一枚年譜書庫